2009年 04月 27日

PRAHA

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カラフルな淡い色合いの建物が並んだ路地の中で
おもちゃのような赤いトラムが目の前を通り過ぎていく。
まるで宝箱を覗き込んだような、時間の止まったプラハの町の中では
私の中の時間すらも止まってしまう。
そんな不思議な感覚におそわれながら
魔女が出てきそうな路地の中に迷い込んでみよう。




6:00起床。
時差ボケのせいで夜中に何度も目が覚めた。日本との時差は7時間、こちらでは夜中でも日本ではとっくに朝なのだから仕方がない。
周りがようやく明るくなると起きることにした。テレビをつけてみるとちょうど天気予報がやっていた。
天気予報士の女の人の話す言葉は、昨日タクシーの中で流れていたラジオと同じ、まだ全く聞き慣れないチェコ語。
話の内容はわからないが、曇りのマークと雨のマークがついている。
少し嫌な予感がしたが、今日はプラハの町を自分の目で見て感じる日、天気なんか気にしている場合ではない。
早く外に出たくてわくわくしながらホテルで朝食をとった。
朝食はビュッフェ方式。ソーセージとビーンズ、ケチャップをかけたふわふわたまごにトーストと・・・
今日の雑貨めぐりのためにたくさん食べてスタミナをつけなければ。

プラハの町の中心部はモルダウ川に架かるカレル橋を挟んで東側が旧市街・ユダヤ人地区・新市街と呼ばれる地域に分けられ、
西側はプラハ城のあるフラッチャニ地区とマラー・ストラナ地区の二つに分けられる。
これら1区と呼ばれる中心部にプラハの見どころが集中しているので、移動も徒歩で十分だ。
今日はホテルのあるカレル橋の東側、主に旧市街の雑貨屋をまわる予定。まずは旧市街を散歩してみよう。

目の前では、お菓子のような建物の前をおもちゃのような赤いトラムが通り過ぎた。
まだ朝早いせいか町に人の姿はあまりなく、霧がかかりぼんやりとして見えるプラハの町は
本当に人々の生活する町なのだろうかと疑ってしまうぐらいに幻想的で、まるで現実の世界ではないかのように思えた。
トラムに乗り込む人の姿を見て、これは現実の世界なのだとはっと気付く。
ここは宝箱を覗き込んだような町。
そんな時間の止まったプラハの町では、私の中の時間すら止まってしまったように錯覚する。
また時間が止まってしまわないようにと、トラムを追うようにゆるやかな坂道をゆっくりと歩いて行った。

火薬塔から旧市街広場までまっすぐにのびるCeletna(ツェレトゥナー)通りを歩いて行く。
きゃしゃな石畳の上に立つ淡い色合いの建物の先に旧支庁舎が見えた。
ここから旧市街広場までは歩いてすぐのようだ。
旧市街広場ではこれからカフェの開店の準備をするところのよう。
まだ観光客のいない旧市街広場では、地元のおじいさんが犬の散歩をしている。
昼間は世界中から訪れる観光客でごった返す旧市街広場を今だけは独り占めしているみたいでうれしい。
早起きをしてよかった。





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by sucrecuit | 2009-04-27 15:57 | ウィーンとプラハの旅


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