2016年 03月 02日

ロンドンでの妊娠生活

c0127227_20430185.jpg



皆さんにご報告ができずにいましたが、昨年の11月におなかの中に赤ちゃんがいることが分かりました。
今年の1月に無事に安定期に入りました。



イギリスでは妊娠が判明するとGP(General Practitioner)と呼ばれる家庭医に予約し、GPから出産する病院を紹介してもらう仕組みになっています。GPでは市販の妊娠検査薬で陽性反応が出たことを報告し、前回の生理日やこれまでの妊娠の有無、これまでの手術や病気の有無、アレルギー等を簡単に口頭で質問され、5分ほどであっさりと終わりました。当日改めてGPで妊娠検査を行ってもらえると期待していたのですが、GPでは妊娠の検診をすることはできないため、出産予定の総合病院で妊娠10週から11週の頃に初診を行い、その前にmidwife(助産師)とのミーティングを行うとの説明を受けました。

日本では市販の妊娠検査薬で陽性反応が出てから改めて病院で妊娠検査をしてもらえると思うのですが、イギリスでは妊娠初期はまだ流産の可能性も高く、おなかの中で何も起こっていないので診ても仕方がないという考えだそうです。自分で市販の妊娠検査薬で陽性反応を見ただけで、本当に妊娠しているのかどうかもまだ半信半疑な上、子宮外妊娠の可能性だってまだあるのに、という不安と不満を抱えながら、もし今後出血したりおなかが痛くなったりしたら連絡するようにとだけ言われ自宅に戻りました。



イギリスではおなかのスキャンは何も問題なければ全妊娠期間中を通して2回しか行われません。妊娠10週から11週の頃に行われる1回目のスキャンでやっと妊娠が確定するといった感覚です。ですから妊娠7週から10週辺りまでの一番つわりの辛い時期は精神的にも大変でした。まだ妊娠しているという実感は湧かないのに日に日につわりで気分が悪くなり、その頃におなかの赤ちゃんのスキャン画像でもあれば頑張ってつわりを乗り切ろうという気持ちが出てくると思うのですが、何もなくただ気分が悪くなっていった印象です。
そうして迎えた1回目のスキャン。イギリスではスキャンをとる一時間前から約一ℓの水を飲むように言われます。日本では聞きませんが、胃の中を水で一杯にした方がスキャンが見やすくなると言われているそうです。待合室にも飲み水が用意されており、おなかをたぷたぷの状態にしてからスキャンを受けました。スキャンをとってくれたdoctorが「ここが腕でここが足で、、」と一つ一つ細かく説明をして下さり、ようやくちゃんとおなかの中に赤ちゃんがいることが確定したような気持ちでした。



妊娠20週頃で行われる2回目のスキャンでは、尋ねれば赤ちゃんの性別を教えていただけます。男の子を望む国や宗教があるため、こちらから尋ねなければ教えてくれません。私は最初から性別を聞こうと決めて行きましたが、赤ちゃんがなかなか正面を向いてくれないため性別が判らず、一度外へ出て歩き回ってからもう一度スキャンをしてもらいました。それでもまだ見えす、三度目のスキャンに入りました。これで無理ならもう諦めようという空気が漂います。
私はスキャンの画像をチェックしているdoctorの顔色をただ窺っていました。doctorの顔色から、どうやらもう性別が分かったのだろうと感じましたが、それでもまだしばらく沈黙が続きました。入試の試験結果を待っているような気持でした。
念のためdoctorがもう一度「性別知りたいって言ってたよね?」と確認し、「はい」と夫婦で返事。
力強い言葉が胸を刺すように響きました。

「BOY」


どうやら男の子のようです。





その他のロンドン生活の様子はこちらのサイトからご覧いただけます。


[PR]

by sucrecuit | 2016-03-02 09:41 | 毎日のロンドン暮らし


<< アンティークの食器      Antiques >>