カテゴリ:プロヴァンス( 38 )


2008年 07月 26日

Gordes 2 ゴルド

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Gordes ゴルドの村の中は曲がりくねった石畳の路地が何本も入り組んでいる。

そして一本の路地に引き寄せられるように、少し足早に下っていった。

そこから見えたものは、広大に広がる緑と小さく見える家々。

乳白色の石壁とオレンジ色の屋根が、緑色の中にアクセントを加え、まるで一枚の完成された絵のようだった。




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ゴルドには、ゴルドの村を一望できる素敵なホテルがある。

ゴルドの村でのそぞろ歩きに少し疲れたら、こちらのホテルにあるカフェでコーヒーをいただきましょう。

夏の暑い日は、ホテルの屋外プールにつかりながら外の景色を見たら最高だろう、

そんなことを考えながら熱いコーヒーをすすっていた。




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by sucrecuit | 2008-07-26 22:05 | プロヴァンス
2008年 07月 25日

Gordes ゴルド

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「天空の城ラピュタ」のモデルとなったことを知ってから、憧れの場所となったゴルドの地へ。


小高い丘の上に石造りの建物がスパイラル状に丘の頂上に向かって折り重なっていて
村全体がまるでひとつの城のように浮かび上がっている。それは驚くほど幻想的な光景だった。
その光景を見た瞬間、あわてて車を降りた。
ゴルドの村を見下ろすことのできるその場所は、大きな岩ののった崖の上。
早く村の中に入りたいという自分の衝動を抑えながら、崖から落ちてしまいそうなぐらい
私は身を乗り出して夢中で村の写真を撮っていた。
こんな光景を目にしたのは生まれて初めてのはずなのにどこか懐かしい気持ちにさせるゴルドの村。
フランスで最も美しい村と言われるのにも一目で納得できた。
しばらくその美しさに見とれていたら「天空の城ラピュタ」の世界に一気に迷い込んでしまったような感覚になる。




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その美しさに見とれながら、今度は村の中を目指す。
村の中は驚くほど小さくて素朴で、親しみやすく、そして落ち着いた空気が流れていた。
「ボンジュール」と気さくに声をかけてくれる村の人たち。
ゴルドに住む人々はゆったりとした時間の中で暮らしている。
だから遠い国から来た私のことを、こんなに温かく迎えてくれたんだ。
毎週水曜日に立つマルシェは、とても小ぢんまりとしたもの。
マルシェのおじさんが「この前リル・シュル・ラ・ソルグのマルシェで見かけたよ」と私に話しかけてくれた。
おじさんは日本に何回か来たことがあるらしく、「こんにちは」と日本語であいさつをしてくれた。
マルシェの人たちと昔からの顔なじみのように仲良くなれるのが、小さなマルシェの魅力。




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by sucrecuit | 2008-07-25 21:14 | プロヴァンス
2008年 06月 24日

L'Isle-sur-la-Sorgue 3 リル・シュル・ラ・ソルグ

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一軒のワイン屋さんの前を通りがかると、「写真を撮ってくれよ。」と威勢の良い声が聞こえてきた。

酒樽の上に丸い木の板をのせただけの机の上で、昼間から白ワインとチーズを食べる3人組。

ワインがきいているせいか、3人ともとってもご機嫌なご様子。

ふと後ろを振り返ると、フランスパンを欲張りに6本も乗せた自転車が壁にもたれかかっている。

きっとあの3人組の中の誰かの仕業だろう。あまりにもフランスらしい光景に、思わず笑ってしまった。

家に帰ってからも、フランスパンを食べながらワインを飲もうとしているに違いない。




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by sucrecuit | 2008-06-24 18:36 | プロヴァンス
2008年 06月 23日

L'Isle-sur-la-Sorgue 2 リル・シュル・ラ・ソルグ

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リル・シュル・ラ・ソルグ の運河に架かる小さな橋のすぐ隣、緑のある公園の向かい側に、あわい黄色のかわいいレストランがある。

リル・シュル・ラ・ソルグ での初めての夜は、ここで少し贅沢なディナーをいただきましょう。

レストランの名は、Au Jardin d'Aubanel オ・ジャルダン・ドバネル。

あわいピンクのテーブルクロスに白い椅子、白いバラにきゃしゃなろうそく、そしてアンティークの大きな棚、

少しだけおとぎの国のレストランにいるような気分に浸る。

明日もまた早起きだから、あんまり長居しないように。食後のデザートはまた次回のお楽しみにしておきましょう。



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Au Jardin d'Aubanel オ・ジャルダン・ドバネル

9, rue The'odore Aubanel 84800
L'Isle-sur-la-Sorgue
TEL:0490206694
9:00~19:00
火曜・水曜定休日
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by sucrecuit | 2008-06-23 10:44 | プロヴァンス
2008年 06月 22日

L'Isle-sur-la-Sorgue リル・シュル・ラ・ソルグ

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ーノスタルジックな街並みを求めて南フランスの田舎町へ
                          人々や街並みの温かさの中にどこかなつかしさを感じる町ー



南仏、プロヴァンスの旅の拠点はいつもこの小さな町。
カンヌからTGVでマルセイユまで行き、マルセイユからはアヴィニョン行きに乗り換えて「L'Isle Fontaine de Vaucluse」 という駅で降りる。
朝の9時にカンヌを出発し、リル・シュル・ラ・ソルグに着いたのはお昼の1時半を過ぎた頃だった。
リル・シュル・ラ・ソルグは、ヴォークリューズの泉から流れ出すソルグ川に囲まれた町。
毎週日曜日のマルシェでは、プロヴァンスの恵まれた自然を思わせる新鮮な野菜やフルーツ、ラベンダーや石けんなどの
プロヴァンスの特産品が所狭しと並べられる。
朝ごはんのデザートにマルシェで買ったばかりのイチジクをほおばり、まずは自分へのお土産にプロヴァンスの石けんを購入した。
ゆるやかな運河の流れるリルシュルラソルグは、普段は静かなプロヴァンスの田舎町。
でもマルシェの立つ日曜日は、地元の人たちも浮足立っている。
マルシェの周りにはマルシェのかごを持った人たちでいっぱいになり、まるでお祭りのように賑やかになるから。
今度は私もプロヴァンスの地元っ子のように、マルシェのかごいっぱいになるぐらいの新鮮な野菜を買いに来よう。
運河沿いのカトル・オタージュ通り(Avenue des Quatres Otages)ではアンティーク市が一日中行われている。
今日はいつもより気合を入れてお目当てのアンティークを探しに行く。
さっき食べたイチジクのおかげでコンディションは抜群。
素敵なアンティークとの出合いを求めてカトル・オタージュ通りを何度も往復する。
みんながお店を締め出すころにはお店のマダムとも知り合いに。




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お天気のいい日は、運河のかもたちも気持ちよさそうにプロヴァンスの太陽の光を浴びる。
運河のいたるところにある水車には、織物業の盛んだった18世紀当時の面影が残っている。
かつては織物業が盛んだったこの町の運河は、多くの旅人だけではなく地元の人々の心も癒してきたのだろう。
だからこの町に住む人々はとても穏やかで温かい。
アンティーク探しが終わったら、今度は運河沿いのカフェでゆったり過ごす。
昼間はお客さんでいっぱいだったカフェも、アンティーク市が終わるころにはすっかり静かになっている。
お祭りのようなリルシュルラソルグの日曜日はもう終わりに近付いていた。
明日からはまた静かなプロヴァンスの田舎町に戻っていく。


いつも泊まるホテルは、リル・シュル・ラ・ソルグの駅から町の教会に向かって行く途中にある。
中庭も、ホテルの穏やかな雰囲気もこの前と何も変わっていない。
ホテルの部屋から中庭を見下ろしていると、明日の朝食を食べるのが今から待ち遠しくなった。
時を刻む教会の鐘の音、そして風がほのかに残していくパンの香ばしいにおいで目を覚ます。
「Bonjour,今日もいいお天気ね。コーヒーか紅茶どっちがいいかしら?」
温かなマダムの笑顔と焼きたてのパンから一日が始まる。南フランスのヴァカンスでは、これが幸せな一日の始まりなのだ。
プロヴァンスの旅はまだ始まったばかり。



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by sucrecuit | 2008-06-22 20:49 | プロヴァンス
2008年 05月 30日

Roussillon 3 ルシヨン

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約束の時間が来そうだから、待ち合わせの場所まであわてて戻る。

待ち合わせの場所に10分前に着いた私は、ふとここがフランスだということを思い出した。

日本のように時間にせこせこしないのが、のんびりと暮すフランス人のルール。

もし時間通りに迎えに来たら、待たせてしまうのは申し訳ない。「あと10分だけ」と自分に言い聞かせて、また遠くからオークルの世界に浸ることにした。

オークルの顔料のお店の前には、プロヴァンスの黄色い布のかかった白い机の下で、ぐったりと寝そべる一匹の犬がいた。

そしてそのとなりには、同じくぐったりと横たわる黒い犬。今日のこの気持ちの良いあたたかさは、犬たちの眠気も誘うようだ。

塀の上を歩く一匹の猫だけは元気そうに塀を駆け下りていった。




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by sucrecuit | 2008-05-30 15:53 | プロヴァンス
2008年 05月 26日

Roussillon 2 ルシヨン

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オークル色の中にも、赤や黄色、オレンジ、ピンクなど、その家によって微妙に色合いが違う。

村の中を走り回るようにして見ていたから気付かなかったけど、そういえば朝から何も食べていない。もうお昼の2時をまわっていた。

メリー広場にあるカフェで遅めのランチを食べましょうか。

さっき通りがかった時は満員だったカフェも、だんだん席が空いてくるころだった。

人懐こい黒い大きな犬のいるカフェの、日陰の席をチョイスする。





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私の席に料理が出されると、黒い犬がそわそわ。ついには私の席の横にきちんと座ってじっとこちらを見てくる。

仕方がないので私のランチを少しわけてやった。

どうやったらごはんをわけてもらえるのか、フランスの犬たちはちゃんと知っている。

ただじっととなりに座ってうるんだ瞳で見つめるだけ。




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by sucrecuit | 2008-05-26 22:15 | プロヴァンス
2008年 05月 24日

Roussillon ルシヨン

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ホテルのあるリルシュルラソルグから、車で30分程度。そこにはフランスで最も美しい村の一つに数えられる小さな村がある。

「3時にまたこの場所で。」と車を降りて顔を上げる。こんなオークルカラーの村を目にしたのは初めてだった。

ゴルドの村を思わせるような形、でもゴルドの村とは全然違う。

山からむき出しになった絶壁、そしてその絶壁と全く同じ色でできた村がRoussillon ルシヨンの村だ。

痛々しいぐらいにむき出しになった絶壁は、オークルの採掘が盛んに行われていた過去を物語っていた。

おそるおそる村の中に入ってみる。

村の外側だけでなく、村の中全体がオークルカラーの世界だと気づくのには時間はかからなかった。

初めて味わうオークル色の世界に、ゆっくりと迷い込んでみよう。





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by sucrecuit | 2008-05-24 17:52 | プロヴァンス