カテゴリ:ウィーンとプラハの旅( 58 )


2009年 05月 22日

Wien

c0127227_21574717.jpg




かつて芸術家や作家たちも多く訪れた伝統的なウィーンのカフェでは、
気がつけばピアノの生演奏がはじまっていた。
生活の一部に音楽があることで、ここは音楽の都であると気付く。
ウィーンでは思う存分カフェめぐりをして、メランジェの飲み比べ。
だからいつもおなかの中はメランジェでいっぱい。
上質な味わいのザッハートルテを食べながら、頭の中は次に行くカフェのことを思い浮かべる。
それがウィーンでの楽しみ方。




6:30起床
ウィーンで迎える初めての朝。
昨日のピアノのメロディーがまだ頭に残っている。
眼を開けると、部屋のシャンデリアが中庭から差し込む朝のやわらかな日差しを浴びて少しキラキラしている。
なんだかお姫様にでもなったような気分だ。今までで一番気持ちの良い朝を迎えた。
テレビから聞こえる言葉の違いで、ここは昨日までいた国とは違う国だということに改めて気付く。
オーストリアではドイツ語が公用語だ。
お目当てのカフェでメニューをちゃんと読めるようにホテルで少しドイツ語の勉強。
さて、朝ごはんを食べに行きますか。
朝食は野菜たっぷりのふわふわたまごとトースト、ヨーグルトにフルーツを盛り付けて。
今日はたくさんカフェに入るため、ここではあまり食べすぎないように注意しなければ。
それぞれのカフェで、違った時間、違ったおいしさが味わえるはず。
ひそかに心弾ませながらコーヒーを飲みほした。






[PR]

by sucrecuit | 2009-05-22 20:46 | ウィーンとプラハの旅
2009年 05月 20日

ウィーンに到着

c0127227_2131998.jpg


12:25 チェスキー・クルムロフ駅から列車に乗る。
線路が工事中のため、途中乗客全員でバスに乗り換えてチェスケー・ブディヨヴィツェ駅へ。
そこからも工事の影響で何度もバスに乗り換え、結局ウィーンに着くまでに全部で6回も乗り換えをしなければならなかった。
本当は3回の乗り換えで済んだはずだったのに・・・。
重いトランクを持っての乗り換えは本当に大変。プラットホームを移動するのにも階段を下りたり上ったり。
列車に乗り込むのも重いトランクをいちいち持ちあげなければならない。
こんなことならバックパックで来ればよかった。
そんなわけで、チェコからオーストリアの国境は一車両しかない小さな列車でまたいだ。


18:00 Wien Mitte(ウィーン・ミッテ)駅到着。

ここからタクシーで今夜泊まるペンションへ。
ウィーンには、ウィーン1区の旧市街を周囲約4kmにわたって取り囲んでいる「リンク」と呼ばれる環状道路があり、
その上を赤い路面電車が走っている。このリンクの内側に今回の旅の目的である素敵なカフェが集まっているのだ。
今回のペンションは、リンク内の中心に位置するシュテファン寺院の近くにあるとても便利の良い所にある。
カフェめぐりには最適の場所だ。
何と言っても、ウィーンのカフェめぐりの中で一番のお目当てのカフェであるデーメルへ歩いてすぐ行ける距離にあるのだ。
2階にあるレセプションでチェックインを済ませたら、中庭を見下ろしながら白いドアをあけて部屋の中に入る。
あわいピンク色の壁紙と壁紙に合わせた赤いソファー、そして天井に吊るされた大きなシャンデリア。
お値段は少し高めだけれど、それに匹敵するすばらしい内装だ。やっぱりちょっと高くてもこちらに決めてよかった。
それにしても今日の移動は本当に疲れた。
がんばった自分へのご褒美に今日は少しだけ贅沢なディナーにしたい。



晩御飯は「Café Central(カフェ・ツェントラル)」で。

「ツェントラル」では夕方5時~10時までピアノの生演奏が行われている。
私が店内に入ったときにはちょうどピアノの音が店内に響き渡っていた。
こうやってカフェで気軽に音楽が楽しめるのも音楽の都ウィーンらしい。
正面では、椅子に座り手を机の上にちょこんと乗せた小柄なおじさんが出迎えてくれる。
まわりが少し暗くなる頃だったので一瞬本物のおじさんかと思ってしまったが、これは人形。
このカフェの常連だったウィーンの作家、ペーター・アルテンベルクだそう。すぐにウエイターがかけつけ席まで案内してくれた。

ピアノの演奏を誰よりも楽しみたいと迷わずピアノの近くの席につくと、ウィーンの定番料理
ビーフシチューに目玉焼きののったフィアカーグーラッシュを注文した。
ピアノのメロディーが響き渡る店内では、パソコンを開けて何やらパチパチ仕事をする人、おしゃべりに夢中の人、
コンサートの帰りなのかきれいな色のドレスを着て上品にディナーを食べる人など、カフェでの時間を皆それぞれに過ごしている。
心地良いピアノのメロディーが今日の疲れを一気に吹き飛ばしていった。なんて贅沢なひと時何だろう。
ここまで苦労して、やっとの思いでウィーンにたどり着けたことを祝福してくれているようだった。

恥ずかしながら題名は分からないが、一度はどこかで聞いたことのあるクラシックのピアノのメロディー。
少し懐かしい気持ちと幸せな気持ちの間をふわふわしていた。
突然「Happy Birthday」のメロディーに変わった。
ピアニストのおじさんがウィンクをしながら私のとなりに座っている人を見ている。きっと今日はあの人の誕生日。
なんてイキなはからいなのだろう、ウィーンに来てまだ数時間しか経っていないのに
どんどんこの町の、そしてカフェの魅力に取りつかれていく。

ずっとこのピアノのメロディーに包まれていたらだんだん眠たくなってきた。
いっそのことここへベッドを持ってきてピアノのメロディーを子守唄に眠りにつきたいほど。
明日のことを考えて早めにペンションに帰ると、すぐに眠りについた。



c0127227_2124824.jpg

[PR]

by sucrecuit | 2009-05-20 11:13 | ウィーンとプラハの旅
2009年 05月 19日

Cesky Krumlov 6

c0127227_2101018.jpg




モルダウ川沿いにあるお店にふと立ち寄ると、

看板犬がぬいぐるみ遊びに夢中。

モルダウ川を見下ろすベンチで愛を語らう恋人たちのまわりでは、

陸に上がったアヒルたちが追いかけっこに夢中になっている。




c0127227_12243412.jpg

[PR]

by sucrecuit | 2009-05-19 13:15 | ウィーンとプラハの旅
2009年 05月 18日

Cesky Krumlov 5

c0127227_2113633.jpg





路地から垣間見えるチェスキー・クルムロフ城






[PR]

by sucrecuit | 2009-05-18 12:08 | ウィーンとプラハの旅
2009年 05月 14日

Cesky Krumlov 4

c0127227_21543669.jpg




太陽の光を帯びてオレンジ色に光る屋根。






[PR]

by sucrecuit | 2009-05-14 20:56 | ウィーンとプラハの旅
2009年 05月 13日

Cesky Krumlov 3

c0127227_21532752.jpg





ピンク、グリーン、グレー、黄色

砂糖菓子でできたような建物の並ぶ広場。






[PR]

by sucrecuit | 2009-05-13 10:19 | ウィーンとプラハの旅
2009年 05月 11日

Cesky Krumlov 2

c0127227_12272325.jpg



Cesky Krumlov チェスキー・クルムロフは1992年に世界遺産に認定された町。
チェコで最も美しい町と言われている。
チェスキー・クルムロフ駅から市バスに乗りバスターミナルの次のバス停で降りると
目の前に今夜泊まる予定の小さなペンションが見えた。
1階でオーナーに部屋の鍵をもらい3階の部屋まで案内してもらった。
ペンションに着いたのは夕方の5時をまわろうとしている頃だったが、まだ外は十分に明るい。

ペンションから広場までは歩いてすぐ。
途中チェスキー・クルムロフの町全体が目の前に開け、その美しさにため息をもらす。
曲がりくねったモルダウ川のまわりを囲むように立ち並ぶパステルカラーの家々、光を帯びたオレンジ色の屋根
鏡のようなモルダウ川の水面に幻のように映し出された建物、そして路地から垣間見せる威厳漂うチェスキー・クルムロフ城、
まるでおとぎの国の世界に迷い込んでしまったかのように錯覚する。

ピンク、グリーン、黄色・・・砂糖菓子でできたようなパステルカラーの建物が並ぶ広場では
柔らかな日差しを浴びてベンチに座ってのんびりとおしゃべりをする人たち。
静かに流れるモルダウ川で泳いでいたアヒルたちは陸に上がって追いかけっこ。
ベンチに座って今も昔も変わらずずっと流れ続けるモルダウ川の流れを見ていると、
時間が止まってしまったような感覚になった。



c0127227_1227423.jpg

[PR]

by sucrecuit | 2009-05-11 12:03 | ウィーンとプラハの旅
2009年 05月 10日

Cesky Krumlov チェスキー・クルムロフ

c0127227_1233329.jpg



11:30タクシーでプラハ中央駅へ。
プラットホームがどこかわからなくて重いトランクを持ちながら慌ててしまったが、
優しい地元のおばあさんに教えてもらい、なんとか12:14発の列車に間に合った。
プラハでの最後の日の今日もなんだかバタバタしてしまった。
そういえば慌てていて今日のお昼ご飯を買うのを忘れていた。
日本から持ってきたおせんべいとクッキーと食べ、空腹をしのぐことにした。

列車の窓を開けて窓の外の景色をじっと見つめる。
プラハ中央駅を出発してしばらくすると、だんだんと緑も増えてきた。
綿菓子でできたようなモクモクとした雲、桜の木の淡いピンク色がところどころで見え、
丘の向こうにはお菓子でできたような家がぽつん、ぽつんと佇んでいる。
子供のころ絵本で見たような景色が次々に目の前に現れては消えていく。
窓の外の景色は大好きな絵本を一枚一枚めくっていくような感覚だった。
途中の乗り換えの駅に到着するまでの約3時間、窓の外の景色から目が離せなさそうだ。

14:56 乗り換えの駅 Ceske Budejovice(チェスケー・ブディヨヴィツェ)駅到着。
ここで乗り換えて目的地である Cesky Krumlov(チェスキー・クルムロフ)駅までは約1時間だ。
こここから各駅停車の小さな列車に乗り込んだ。
ゆっくりと進む小さな列車はどんどんと緑の中へ入って行く。
もう少しでチェコで最も美しいと言われるチェスキー・クルムロフに着くのだと思うとだんだん鼓動も早くなる。

16:12 Cesky Krumlov(チェスキー・クルムロフ)駅到着。




c0127227_12332140.jpg

[PR]

by sucrecuit | 2009-05-10 12:31 | ウィーンとプラハの旅
2009年 05月 09日

PRAHA

c0127227_13262986.jpg





ずらりと並ぶ赤茶色の屋根。

さっきまでは下から見上げていただけで分からなかったが、

あの淡いパステルカラーの建物が見事に赤茶色に変身し、お利口に並んでいた。

さっきまで自分も確かにこのパノラマの一部になっていたのだと思うと、鳥肌が立った。






[PR]

by sucrecuit | 2009-05-09 18:32 | ウィーンとプラハの旅
2009年 05月 08日

プラハの古い紙箱

c0127227_11452774.jpg





夕方になると、もう足が全然動かないほどに疲労を感じていた。
さっき前を通ったが、まだオープンしていなかったため見れなかったお店へ行こうか少し悩んだが、
今日しか行く日がないと、重い足をゆっくりゆっくり運びながら向かった。
鍵のかかったガラスケースの向こうにかわいい紙箱が積まれた一角があり、夢中で覗き込んでいると、
店主が「鍵を開けましょうか?」と言って開けてくれた。
積まれた紙箱をそっと手にとって、奥の方にある紙箱もすべてくまなく探す。
「これとこれと・・・」
店の主人に取り置きしてもらいながら一気に気持ちが昂ぶり、他にもかわいい紙箱はないのかな、
とお店の隅々を見て回り、かわいい紙箱をすべて買い付けた。
やっぱりここまで来た甲斐があった。

以前の買い付けでも、行こうか行かないかさんざん迷った挙句に行ったお店で
素敵なものに巡り合ったことがある。
買い付けとはそういうものなのかもしれない。






[PR]

by sucrecuit | 2009-05-08 11:59 | ウィーンとプラハの旅