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2007年 09月 24日

Rye ライ村

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「ライはイギリスで一番かわいい村。」

誰かが言っていたこの言葉を自分の目で確かめたくて、ライ村まで行くことにした。

ロンドンのキングスクロス駅から列車で約1時間半。

駅を降りて坂道を歩いて行く。すぐに石畳の急斜面が見えた。

ライは中世の町並みがそのまま残された村。

石畳の小道が迷路のように続いていて、次はどんな景色が待っているのだろうと思うとどうしても早足になってしまう。



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何百年もの前の人々が作り上げた石畳の道は、ヒール靴をはいてきてしまっていたら

石と石の間にヒールがはさまって大変なことになってしまうぐらい

丸い石がそのままの姿で道の中に埋め込まれてある。

急な石畳の坂道を登ると「マーメイドストリート」と書かれた看板を見つけた。

「人魚の道」、思わず吹き出してしまいそうなぐらいロマンチックなネーミングも、このライ村なら許してしまう。



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ライ村は1時間もあれば村全体を見て回ることができる。

でももう少し中世の世界を感じていたくて、村のはずれの方まで歩いて行くことにした。

ブランコのある公園では遠足で来た子供たちが元気に遊んでいた。

小さな子供たちにとっては歴史ある中世の村の風景よりも、鬼ごっこやブランコの方が魅力的に見えるのかもしれない。

子供たちが帰ったあとは私もこっそりブランコに乗って遊んでみた。

村に住むおじいさんがほほ笑みながら私に手を振ってくれたので私も思わず手を振り返す。

一瞬だけ子供のころに戻れた気がしてうれしくなった。



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by sucrecuit | 2007-09-24 21:18 | イギリスの田舎町
2007年 09月 21日

WALES ウェールズ

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お昼をまわり、ようやく雨がおさまったので村の中心部へ連れて行ってもらった。
中心部と言っても、小さなメインストリートの両側にお店が並ぶ程度。
買い物を済ませればもうすることがなくなってしまう。
コッツウォルズを思わせるようなアーモンド色の建物の奥に行くと、花が咲く広場に着いた。
小さな池の周りで遊ぶ子供たちの真っ赤なセーターがまわりの緑色の中で引き立っていた。

今度はウェールズの南に位置する海岸へ。
海岸近くのカフェでカフェオレとカスタードケーキを食べ、体力をつけた後は海岸に沿う丘の上を登って行った。
左にはどこまでも続く草原、そして右手には力強く波打つ海。
どこまでも続く大自然に囲まれて、これから何かが起こりそうな期待に騒ぐ気持ちを抑えて道の続く限り
ただ前へと歩いて行った。



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前方では一匹の犬がうれしそうに駆け足で走り回っていた。
この大自然の中では、この犬も何かが起こりそうな期待に胸をおどらせているのだろうか。
夕方になるとだんだん周りが暗くなっていった。
人工的な明かりの少ないイギリスの田舎町では暗くなるのがとても早く感じる。
おとぎの国に迷い込んだようなウェールズでの生活はもう終わりに近づいていた。

明日からはまた賑やかなロンドンでの生活に戻ることだろう。
「またいつでもウェールズにおいで。」おばあさんのこの言葉が心に響いた。
私には戻ってもいい場所がある。
イギリスでの田舎暮らしは私の心を想像以上に癒してくれた。
海岸から家に戻る途中、1日目に出合った白い馬の姿が見えた。
私は今の気持ちを忘れないようにずっと外の景色から目を離さないようにした。



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by sucrecuit | 2007-09-21 19:38 | イギリスの田舎町
2007年 09月 20日

WALES ウェールズ

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ロンドンのヴィクトリアコーチステーションから長距離バスで約3時間半。
人々で賑わうロンドンから少し離れると、目の前は風に揺れる木や草の緑色でいっぱいになる。
すれ違う人々の会話に耳を傾けると、聞きなれた英語とは全く違う英語が聞こえてきた。
彼らの話す言葉はウェールズ語だ。ウェールズの人たちは歌うように会話をする。
何かうれしいことでもあったのかな、そんな風に感じてしまう。

イギリスで有名な歌の多くがここウェールズから来ているのも彼らが毎日歌うように言葉を放つからなのだと誰かが言っていた。
ウェールズにある友人の親戚の家に着いたのは午後3時をまわったところだった。
あわいピンク色の壁と茶色の屋根がcuteに合わさって、小さなベンチの置かれた庭がそのかわいさを引き立てていた。
おじいさんとおばあさんの2人が暮らすこじんまりとして心地の良い家。
ここで3日間お世話になることにした。

「そろそろ晩御飯にしましょうか。」
おばあさんがそう言って晩御飯の準備をしてくれたのはまだ3時半をまわったころ。
行きのバスの中でお昼ごはんを食べたばかりだったけど、おばあさんの作る料理があまりにおいしくて
一皿全部きれいに食べ終えた。
「またリスが下りてきたよ、おばあさん。」おじいさんが困った顔をしながら窓の外を見た。
鳥用の木の箱の中に入って一生懸命鳥のエサを食べるリスの姿が目に入った。
野生のリスを目の前に、私はおもわず声をあげてしまった。



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晩御飯を食べた後は家のまわりを散歩することにした。
日が暮れると寒くなるからと、おばあさんが厚手のジャケットとマフラーを用意してくれた。
まだ9月だというのにウェールズでは冬の始まりを告げる風の匂いがした。
イギリスの田舎町らしいこじんまりとしたかわいい家がぽつん、ぽつんと緑色の中に現れる。

自分のまわりに広がる自然を目にしながら、何気なく吸い込んでいるこの空気が今までと違うことに気がつき軽く深呼吸をしてみた。
空気をこんなにおいしいと感じたのは何年振りだろう。
ひんやりとした冷たい空気が一気に体の中に入ってきて、体中が洗われたような気分になった。
大都会のロンドンでの生活に少し疲れを覚えていた私は自然に感謝するという気持ちを学んだ。

私の姿を見て白い馬がゆっくりこちらへ近づいてきた。
人が通ることが少ないから私の姿を見てうれしくなったのだろうか。
毛並みのそろった真っ白な体は、堂々としていてとてもたくましく思えた。
向こうで待っているもう1頭のところに戻ったり、またこちらに寄って来たり
落ち着きのない態度が何だか面白くて、愛らしい。
どこまでも続く田舎町を歩いて行く、ただそれだけのことなのに私はいつのまにかこの場所に夢中になっていた。

次の日の朝、雨が屋根にぽつぽつと落ちる音で目が覚めた。
今日は朝からあいにくの雨。
ウェールズは雨が降ったり止んだりの天気が多い。
だからウェールズの人々は歌うことを覚え、それが今でも彼らの言葉の中で受け継がれているのだという。
朝は家の中でスコーンと紅茶をいただき、おばあさんの若いころの話を聞かせてもらうことにした。




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by sucrecuit | 2007-09-20 17:08 | イギリスの田舎町
2007年 09月 18日

Eastbourne ・ Brighton

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ロンドン郊外に住む友人宅に泊めてもらい、車でイギリスの南Brighton ブライトンまで。

のはずがEastbourne の海岸まで来てしまった。でも海があるということは間違いない。

Eastbourne で一時車を降りることにした。

聞くところによるとEastbourne はお年寄りが余生を過ごす場所であるという。

陽気な老人とたくさんすれ違ったのはそのせいだ。

Eastbourne のレストランで少し遅めのランチを取り、目指すはブライトン。



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ブライトンに着いたのはもう日が沈むころだった。

沈み行く太陽は空一面を赤く染め、空を映しだす海面も赤く輝いていた。

砂浜では恋人たちがその神秘的な美しさの前で頬を赤く染めていることだろう。

赤い空の中で小さな三日月がそのすべてのありさまを見守っていた。

ロンドンっ子の友人に「ブライトンには絶対に一度は訪れたほうが良い。」と私に言っていた意味がすぐにわかった。

Brighton Pier の鮮やかなイルミネーションと電灯の灯りがより一層この町をロマンチックに演出していた。

ロンドンにもロマンチックな場所はいくつもあるけれど、これらの灯りを遮る物のない

ブライトンの町だからこそ素直にその演出を受け入れることができる。



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Brighton Pier で買ったソフトクリームを食べながら、そんなロマンチックな夜景を見ている。

ブライトンの大人びた夜景の中で、子供のようにソフトクリームを食べる自分の姿を想像したら

なんだかおもしろくなった。

ブライトンの夜景には砂浜に座りながらワインを飲む方がしっくりくるのかもしれない。

日の光が完全に海の下に沈むころになると、海から吹く風は冷たさを増した。

光り輝くBrighton Pier のイルミネーションを背に、深い深い夜が訪れる前に私たちはロンドンに向かった。



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by sucrecuit | 2007-09-18 14:25 | イギリスの田舎町
2007年 09月 13日

ロンドンをお散歩

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今日は時間が空いたので、ナイツブリッジにある HARVEY NICHOLS の5階で
サラダとサンドイッチを買って、ハイドパークでランチをすることにしました。
HARVEY NICHOLS は、スタイリッシュな洋服が並ぶデパート。
ハロッズデパートの隣にあります。
値段の高いブランドばかりがそろっているので、ショッピングはできませんでしたが、
見てまわるだけでも楽しいところです。
私の大好きなキャス・キッドストンも入っています。

HARVEY NICHOLS からハイドパークまでは歩いてすぐ。
新鮮な魚介のサラダを食べていると、リスさんたちが遊びに来てくれました。



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ハイドパークには、大きな池があります。
ボートと一緒に気持ちよさそうに水鳥たちが池の中を泳いでいました。

すると池の周りで大はしゃぎするわんちゃんを見かけました。
水鳥やハトを追いかけて走りまわり、飼い主のおばさんがいくら呼んでも
全く戻る気配はありません。
飼い主のおばさんに怒鳴りつけられてやっと戻ってきたこの子を見ていると、
自然と笑顔になってしまいました。

必死になって走る姿がなんとも微笑ましい。
この子が飼い主のおばさんのもとにもどると、水鳥たちはほっとした様子で
またいつものように池の中をゆっくりと泳いで行きました。



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by sucrecuit | 2007-09-13 23:02 | 毎日のロンドン暮らし
2007年 09月 10日

パリをお散歩

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パリ6区にあるリュクサンブール公園へはシャトレからバスで行くことが多い。
どこまでも続いて行きそうな長い並木道に大声で無邪気にはしゃぐ子供たち
リュクサンブール公園は旅人だけでなくパリの人々からも愛されている。
並木道を歩いて行くと、池のある広場まで着いた。
池の周りではパリジェンヌたちが日の光を浴びて一休み。パリの人たちは日の光を浴びるのが大好きだ。
やがてすぐに訪れる寒い冬の季節に備えてか、もう終わってしまいそうな温かい夏と太陽の光を名残惜しむように
みんな空に顔を向けて休んでいた。今日は9月の上旬だと言うのにパリは少し肌寒いお天気。
厚手のジャケットに着替えながら私も空に顔を向けてやわらかな日の光を浴びた。
リュクサンブール公園へは秋の季節に来るのが一番いい。
並木道が落ち葉でいっぱいになり、小さなマロニエの実がたくさん拾えるから。
今はちょうど葉が落ち始める時期。今度パリに来るときには、この並木道も落ち葉でいっぱいになっていることだろう。




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サンジェルマンデプレへはリュクサンブール公園から歩いて行くことができる。
道の入り組んだサンジェルマンデプレの町は少し苦手。
地図を片手に見覚えのあるお店をたどり、少々迷いながらようやくサンジェルマンデプレまで辿り着いた。
私もいつかはパリの地元っ子のように地図を見ないでサンジェルマンデプレの町をぶらっと歩いてみたい。
サンジェルマンデプレには「da rosa」という厳選された高級食材を扱うお店がある。ここも私のお気に入りのお店。
ここで生ハムのサラダを食べた後は、サンジェルマンデプレにある「 POUL 」でデザートを食べた。
今日のデザートは日本では見たことがないぐらい、とっても大きなクリームブリュレ。
パリに POUL はたくさんあるけれど、中でもここの POUL は私のお気に入りのひとつ。
比較的広々としていてインテリアも素敵。




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お洒落なブティックがたくさんあるサンジェルマンデプレは、パリで最もお洒落な町の一つ。
だから町ですれ違うパリジェンヌはとてもお洒落な人が多い。
みんな個性を大切にしながら自分なりのお洒落を楽しんでいる。
町ですれ違うパリジェンヌたちのように、私も背筋をぴんと伸ばしてパリの町を歩いて行った。




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by sucrecuit | 2007-09-10 18:40 | パリ
2007年 09月 09日

パリをお散歩

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仕事を終えて、ホテルに帰ってきたのは夕方でした。
夕方と言っても、9月のパリはまだまだ明るい。
日が沈むのは9時ぐらいになってからです。
晩御飯を食べにホテルを出て、マレにあるレストランまで向かいます。
レストランに行く途中、白くて毛むくじゃらのわんちゃんに出合いました。
持って帰りたいという衝動を抑えながら、写真をパシャリ。

マレにはBHVという大きなデパートがあり、ここで何でもそろえることができます。
BHVの裏に、とっても不思議なビルを見かけました。
ビルの壁に草が植えてあるのです。
なんともパリらしいアートな建物。
どうやって作ったのか、とっても気になります。



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by sucrecuit | 2007-09-09 17:54 | パリ
2007年 09月 08日

パリをお散歩

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ーパリジェンヌに憧れて訪れたパリの町。
              町ですれ違うパリジェンヌのように私も背筋をぴんと伸ばしてパリの町を歩いて行くー




大きな袋に入ったフランスパンを片手に横断歩道を急ぎ足で渡るマダム、買い物袋を何個も持ったパリジェンヌ
いつもと変わらない光景に、またパリにやってきたのだと思わせてくれる。
いつも泊まる小さなホテルはマレのHotel de Ville(ホテルデビレ)駅の近くにある。
ホテルのフロントではいつもと同じメンバーが、いつもと同じ明るい笑顔で出迎えてくれる。
「またパリに来たの」ホテルの人にマレにできた新しいお店をチェックして、階段を上がる。
このホテルの唯一の欠点は、エレベーターがないこと。大きなトランクを持って階段をのぼるのは一苦労だ。

パリ3区にあるマレは私の大好きな町。
かわいいパン屋さんにおしゃれなカフェやレストラン、服屋さん、そして雑貨屋さん、大好きなものがいっぱいある町。
かっこいい男の人を見かけると、となりの男の人と手をつないで歩いていたり
おしゃれなバーに入ってみると男の人しかいなかったり、そんなハプニングがたまにある町。
伝統と近代化が入り混じる若者の町、パリの下町的存在。
朝は「LE Pain QUOTIDIEN(ルパンコテディアン)」でパンデショコラとカフェオレを買って
ホテルまで持って帰って食べる、これがいつものお決まりのコース。
ディナーはおいしいものが食べたいから朝はこうして少しだけ節約。
ホテルで朝食を済ませた後はシャトレの駅まで歩いて行く、これもパリでのお決まりのコース。
朝のマレは週末のにぎわいからは想像もできないぐらいとてもひっそりとしている。
すれ違うのは犬の散歩をする地元の人ぐらい。だから朝はマレの町を独り占めしているみたいで少し得した気分になる。




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マレにはいつも行列のできる「Amorino」というアイスクリーム屋さんがある。
今回はあまりにも長い行列のため断念し、お向かいのチョコレート屋さんのアイスクリームを買うことにした。
ラズベリーのアイスの中にはチョコチップが入っていて、さすがはチョコレート屋さんのアイス。
アイスを食べる私をうらやましそうに見るわんちゃんと何度も目が合いながらアイスを片手にマレの町を散策した。

マレでの楽しみは、マレのかわいいカフェやレストランめぐり。
「TRESOR」というレストランはマレに来ると必ず訪れるところ。スタイリッシュなインテリアも素敵だけど、味も文句なし。
レストランでお食事をする人々のお洒落な服装を見ているだけでも楽しくなる。
行きなれたレストランもいいけれど、たまには冒険して、新しいレストランも開拓したくなる。
ホテルの人に聞いた新しいお店もチェックしながら、マレの町を今日もぶらぶら。
何気なく入った小道で素敵なお店と出合うこともある。
フラン・ブルジョワ通り(rue des Francs Bourgeis)をまっすぐ歩いて行けば、パリ最古の広場であるヴォージュ広場に着く。
マレの町を散歩すると必ずヴォージュ広場まで行きついている。
ベンチに座って食べかけのアイスを食べながら明日の予定を考える。
パリのやわらかな日差しを浴びていたら、もっとマレの町が好きになった。




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「TRESOR」
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「LE Pain QUOTIDIEN」
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by sucrecuit | 2007-09-08 16:50 | パリ