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2008年 05月 30日

Roussillon 3 ルシヨン

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約束の時間が来そうだから、待ち合わせの場所まであわてて戻る。

待ち合わせの場所に10分前に着いた私は、ふとここがフランスだということを思い出した。

日本のように時間にせこせこしないのが、のんびりと暮すフランス人のルール。

もし時間通りに迎えに来たら、待たせてしまうのは申し訳ない。「あと10分だけ」と自分に言い聞かせて、また遠くからオークルの世界に浸ることにした。

オークルの顔料のお店の前には、プロヴァンスの黄色い布のかかった白い机の下で、ぐったりと寝そべる一匹の犬がいた。

そしてそのとなりには、同じくぐったりと横たわる黒い犬。今日のこの気持ちの良いあたたかさは、犬たちの眠気も誘うようだ。

塀の上を歩く一匹の猫だけは元気そうに塀を駆け下りていった。




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by sucrecuit | 2008-05-30 15:53 | プロヴァンス
2008年 05月 26日

Roussillon 2 ルシヨン

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オークル色の中にも、赤や黄色、オレンジ、ピンクなど、その家によって微妙に色合いが違う。

村の中を走り回るようにして見ていたから気付かなかったけど、そういえば朝から何も食べていない。もうお昼の2時をまわっていた。

メリー広場にあるカフェで遅めのランチを食べましょうか。

さっき通りがかった時は満員だったカフェも、だんだん席が空いてくるころだった。

人懐こい黒い大きな犬のいるカフェの、日陰の席をチョイスする。





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私の席に料理が出されると、黒い犬がそわそわ。ついには私の席の横にきちんと座ってじっとこちらを見てくる。

仕方がないので私のランチを少しわけてやった。

どうやったらごはんをわけてもらえるのか、フランスの犬たちはちゃんと知っている。

ただじっととなりに座ってうるんだ瞳で見つめるだけ。




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by sucrecuit | 2008-05-26 22:15 | プロヴァンス
2008年 05月 24日

Roussillon ルシヨン

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ホテルのあるリルシュルラソルグから、車で30分程度。そこにはフランスで最も美しい村の一つに数えられる小さな村がある。

「3時にまたこの場所で。」と車を降りて顔を上げる。こんなオークルカラーの村を目にしたのは初めてだった。

ゴルドの村を思わせるような形、でもゴルドの村とは全然違う。

山からむき出しになった絶壁、そしてその絶壁と全く同じ色でできた村がRoussillon ルシヨンの村だ。

痛々しいぐらいにむき出しになった絶壁は、オークルの採掘が盛んに行われていた過去を物語っていた。

おそるおそる村の中に入ってみる。

村の外側だけでなく、村の中全体がオークルカラーの世界だと気づくのには時間はかからなかった。

初めて味わうオークル色の世界に、ゆっくりと迷い込んでみよう。





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by sucrecuit | 2008-05-24 17:52 | プロヴァンス
2008年 05月 13日

Cafe in Paris

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大好きなマレの街には、大好きなカフェがある。
1階はパン屋さん、2階はカフェ。大きな窓ガラスの向こう側はいつも多くのパリっ子たちでにぎわっている。
それは、おしゃれに敏感で、だけど味にもうるさいパリっ子たちの心をちゃんとつかんでいるから。

この間パリに来た時は改装中で中には入れなかったから、今度こそはと強い意気込みで訪れたこのカフェ。
1階のパン屋さんでパンを買って帰るのもいいけれど、やっぱりたくさんの光が入り込む開放的な2階のカフェでまったりするのがいい。
ピンク色のソファーとナプキンが乙女心を適度にくすぐる。




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お皿いっぱいのサラダを食べたあとは、パンデショコラとカフェオレを注文する。
これが至福のひと時。


午後からの仕事もがんばりますか。



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by sucrecuit | 2008-05-13 20:13 | パリ
2008年 05月 09日

Cotswolds コッツウォルズ

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迷子にならないように来た道を確認しながらもっと奥へと向かう。

私が前を通りがかると、二匹の犬が大声で鳴き出した。

大きな体の犬と小さな体の犬、このでこぼこコンビはなかなか息が合っている。

前のフェンスを壊してこちらに走ってきそうな勢いだったので、急いで二匹を後にした。



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コッツウォルズの落ち着いたアーモンド色の世界をじっくり目に焼き付けた後は

お店の並ぶ町中に戻って上質なアフタヌーンティーとスコーンをいただく。

帰りのバスが来るまでは、ふかふかのソファーと暖かい暖炉でまた癒されながら

たっぷりの生クリームとストロベリージャムがのせられたスコーンをほおばりましょう。



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by sucrecuit | 2008-05-09 16:47 | イギリスの田舎町
2008年 05月 08日

Cotswolds コッツウォルズ

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まだ街のにぎわいがはじまらない朝7時、ロンドンのVictoriaコーチステーションへ向かう。

ここから長距離バスで約4時間、コッツウォルズにあるTetburyへ向かった。


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アーモンド色の建物、統一された色調がまわりの緑色と絶妙なバランスで溶け込んでいて、どこか懐かしい風合いを出している。
Tetburyの町から少しそれた住宅街にある坂道を下っていくと、犬の元気のいい鳴き声が聞こえてきた。
驚くほどきれいに整えられた緑色の庭の中で、一匹の茶色い顔した犬がはしゃいだ様子でこちらを見ている。
こんなに素敵な庭の中で生活しているのだから、犬だって旅人に自分の庭を自慢したくなる。
もちろん私はそこから数十分は離れることができなかった。
緑色とアーモンド色がつくりだしたイングリッシュガーデンは、遠方から来る旅人の心をいやしてくれた。



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by sucrecuit | 2008-05-08 23:10 | イギリスの田舎町
2008年 05月 02日

Villefranche-sur-Mer ヴィルフランシュ・シュル・メール

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ニースNiceからイタリアのヴェンティミリアVentimiglia行きの各駅停車で2駅しか離れていないところ。そこにはパステルカラーの港町がある。
NiceからVentimiglia行きの電車に乗って別の目的地に向かう途中、まぶしいぐらいのパステルカラーが視界に飛び込んできた。
何気なく外の景色を見ていたのに、思わずかばんの中からカメラを取り出した。そしてあわてて駅の名前を確認する。
『Villefranche-sur-Mer』一度では覚えにくくて発音もしにくい名前。
初めて耳にした場所だった。
コートダジュールと聞くと、まずニースやカンヌを思い浮かべるが、こんなところもあったんだ、と思った。
そして後日、迷わずこの港町に足を踏み入れた。




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駅を降りてずっと坂道を登っていくと、旧市街に入る。

旧市街の中はコートダジュールの土地らしい雰囲気。港の方に出るとパステルカラーの建物が並んでいる。

この場所の最高の眺めは、対岸から見る景色。何十メートル先の岩場を目指して歩いて行く。でも決して振り返らないように。

振り返ると対岸での感動が薄れてしまう。

まぶしいほどのパステルカラーを前に、さまざまな思いをめぐらした。




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by sucrecuit | 2008-05-02 18:41 | カンヌと近郊の町
2008年 05月 01日

St.Paul サンポール

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サンポール村の急な階段を上っていくと、白くて毛むくじゃらの子がこちらを覗きこんでいた。ちゃんと前は見えているのだろうか。

明らかにもじゃもじゃの白い毛が目にかぶっている。

この子に誘われてお店の中に入っていく。サンポール村で過ごす時間はまだまだたっぷりあるから、ゆっくりポストカードでも見てみようか。




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迷路みたいなサンポール村の路地一本一本すべてこの目で確かめようと、私はぐるぐる村の中を散歩する。

本当に小さな路地でも、いつ目を魅了するような光景に出合えるかわからないから、私の顔はだんだん真剣になる。

さっきは丘の上に立つこの村を遠くから眺めていたけど、今度はそちらを見下ろす番だ。

壁の向こう側には壮大な景色が変わらず私のことを待っていた。



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by sucrecuit | 2008-05-01 20:03 | カンヌと近郊の町