先日ようやく英国配偶者ビザの更新の手続きが終わりました。
記憶の新しいうちに記録としてこちらに書いておこうと思います。
前回、一度目の配偶者ビザの申請が2年半前だったためビザの有効期限が迫り、今回はその更新の作業を行いました。
次のビザが下り、後の2年半も何事もなくイギリスで暮らせればいよいよ永住権を申請することができるようになります。
つまり今のところは配偶者ビザを取得後、計5年間の結婚生活を送ることが永住権申請の条件となります。
配偶者ビザの申請は必ずイギリス国内で、そしてビザの有効期限前に行わなければなりません。
更新の手続きの方法は2種類あり、直接プレミアムサービスセンターに出向き申請のフォームとsupporting documentsと
呼ばれる必要書類を提出し、400ポンドの追加料金を支払ってその日のうちに結果が出るプレミアムサービスを利用した方法と、
申請のフォームと必要書類を指定の場所に郵送する方法とがあります。郵送すれば8週間以内に結果が出ることになります。
私はプレミアムサービスの追加料金を支払いたくなかったので、郵送する方法を選びました。
まずはHome Officeのwebサイトにあるアプリケーションフォーム; FLR(M)「Further Leave to Remain(Marriage)」5year route
を記入し、申請料金811ポンドとhealth surcharge(NHS利用料として年間200ポンドを支払うことが義務付けられました)の
500ポンドを支払いました。それから15営業日以内に指定の場所にsupporting documentsと呼ばれる必要書類を郵送します。
supporting documentsとして私が提出したのは以下の書類です。
・パスポート
・パスポートサイズの写真2枚
・配偶者のパスポートサイズの写真1枚
・配偶者の出生証明書
・A1レベルの英語力の証明書
・収入証明書(給料明細や上司からのレター、銀行口座等)
・イギリスの機関が発行した結婚証明書
・夫婦連名の郵便物8点以上(一緒に住んでいることを証明するため)
・子供の出生証明書
・家族で写っている写真
そして必要書類を提出した次の日の日付でHome Officeからレターが届きました。
レターの日付から15営業日以内に生体認証登録(Biometric Enrollment)を指定の郵便局で行うようにとのことでした。
生体認証登録といっても顔写真の撮影と指紋のスキャンをとる簡単なもの。
プレミアムサービスの場合は当日にBiometric Enrollmentを行うそうですが、郵便だと後日自分で行う流れになります。
アプリケーションフォームの記入、更新料金とhealth surchargeの計1311ポンドの支払い、supporting documentsの提出、
生体認証登録をすべて終えると、ようやく申請後8週間以内に結果が出ることになります。
英国配偶者ビザは一度目の方が大変でしたが、更新の手続きもひと仕事でした。
年々ビザの申請料金も上がり厳しくなっているように感じます。それだけ不正にイギリスに入国する人が多いということでしょうが、
やはり一般市民には骨の折れる作業でした。
ほとんどがんばっていたのは旦那の方ですが。