2017年 03月 16日
イギリスでの Statutory Maternity Leave (出産・育児休暇制度)について
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先日英国配偶者ビザ更新の手続きについてこちらのブログに書かせていただきましたが、先日イギリスでの出産・育児休暇を終えましたので、 記録としてここに書いておくことにします。
イギリスは日本に比べると、出産・育児休暇が利用しやすいと感じました。 また、父親の出産・育児休暇制度もあり、私の旦那も2週間の出産・育児休暇を取得し、出産や育児を手伝ってくれました。 以下はイギリス政府の公式サイトから。(2017年現在の情報です。)
------------------------------------------------------------------------------ ●Statutury Maternity Leave(出産・育児休暇制度)
最大52週間の出産・育児休暇が取得できる。(26週/26週) 52週間出産・育児休暇を取る必要はないが、出産後2週間(工場勤務の場合は4週間)は休暇を取らなければならない。
私の場合は、7月半ばが出産予定日でしたので、2016年5月1日から取得可能でした。
●Statutory Maternity Pay(SMP)(出産・育児休暇手当て)
最大39週間(約9か月)の出産・育児休暇手当てがもらえる。 最初の6週間 ー 週平均給与の90% (before tax)の金額 残りの33週間 ー 週139.58ポンド、あるいは週平均給料の90%の、少ない方の金額
------------------------------------------------------------------------------ <条件> ・出産予定日の15週前の時点で最低26週間以上働いていること。 ・給料が週112ポンド以上であること。 ・maternity certificate(妊娠証明書)を書いてもらうこと。 ・出産予定日の15週前には雇い主に妊娠している旨を報告すること。 ------------------------------------------------------------------------------
この条件についてですが、「出産予定日の15週前の時点で最低26週間以上働いていること」ということは、実質妊娠が判明する以前から その会社で働いており、尚且つある程度働き続けていることが義務付けられています。 過去に、妊娠が判明した後に出産・育児休暇手当て目当てに就職し、その後すぐに辞めて不当にお金をもらった人がいるからだそうです。
普通に働いていて、その中で妊娠が判明した場合は通常パートタイマーであっても、週112ポンド以上の収入があれば大丈夫です。 私の感覚としては、この条件も比較的容易にクリアできると感じます。 職場でも、出産・育児休暇を取得しやすい空気があり、こうした職場の空気も大切だと感じました。
息子は生後8か月になりました。
これからはママとしてお仕事を頑張ります。
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岩田紗代子のブログ。京都やイギリス・フランスでの暮らし、カフェ、旅の写真。
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