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2008年 10月 13日

Cafe au lait bowl

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1912年から1956年、フランスはアフリカの北西の国、モロッコ王国を植民地とした。
その間モロッコ王国の労働力だけではなく、この国で育まれてきた文化もフランスに流れ込むようになった。
モロッコ柄のカフェオレボウルもその中の一つである。
ステンシルで描かれたオリエンタル風の幾何学模様のカフェオレボウルは
フランスのカフェオレボウルの中でも異色の存在で、一般的なものより少し大きめに作られずっしりと重い。
モロッコの芸術がカフェオレボウルの中で見事に表現されたのだ。
モロッコ柄のカフェオレボウルの中にもさまざまな模様があるが、初めてこの模様を見た時はなぜか目が釘付けになった。
迷路のような幾何学模様をじっと眺めていたくなった。
こちらのボウルは残念ながら後ろにひびが数本入っている。
それでも形を崩すことなくリンと構えた姿には、生命力のようなものを感じる。
そうやってこの長い年月を、色々な持主の手に渡りながら過ごしてきたのだろう。







by sucrecuit | 2008-10-13 16:39 | いろいろ


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